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J-GLOBAL ID:201002220364511712   整理番号:10A0855587

食品グリコーム:胃腸管における病原体コロニー形成に対する保護の起源

The food glycome: A source of protection against pathogen colonization in the gastrointestinal tract
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  号: 1-2  ページ: 1-13  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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数兆の微生物はヒトの胃腸管に定住し,胃腸管の長さに沿った腸内フローラの組成及び分布において有意な差異を有する。通常,腸内ミクロフローラと宿主間には両パートナーに相互的便益を供与する共生関係が存在する。この関係が変化すると,共生細菌は急速に病原性へと移行し,胃腸感染症の開始及び進行をもたらす恐れがある。病原体接着とコロニー形成は感染の前兆であり,その初期段階での介入は疾病予防を支援できる。細菌は多数の接着メカニズムを展開し,通常,宿主の表面炭水化物構造を標的にする。ここに,本稿において,宿主細胞への病原体の接着を防止する様々な食事炭水化物の能力をレビューする。疾病におけるそれらの重要性,及び慢性疾患を招くそれらの能力を考慮し,3モデル病原体(Helicobacter pylori,Campylobacter jejuni及びClostridium difficile)及びそれらの接着を阻害できる食事炭水化物に焦点を当てる。過去に栄養薬物添加剤として開発された新規な抗接着性食事炭水化物の発見はヒト胃腸管における感染症予防の新規な方法として役立つと思われる。この文脈において使われる抗接着性炭水化物は殺菌作用を持つわけではない。従って,抗生物質抵抗性を有する病原体の蔓延は起りそうにない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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微生物の生化学  ,  腸  ,  糖質・糖鎖一般 

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