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J-GLOBAL ID：201002220565239298   整理番号：10A0976369

生物医学での利用を目的とするチタン発泡体:総説

Titanium foams for biomedical applications: a review

著者 (4件)： SINGH R. (Imperial Coll. London, GBR) ,  LEE P.D. (Imperial Coll. London, GBR) ,  DASHWOOD R.J. (Univ. Warwick, Coventry, GBR) ,  LINDLEY T.C. (Imperial Coll. London, GBR)
資料名： Materials Technology  (Materials Technology)
巻： 25  号： 3/4  ページ： 127-136  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0072B  ISSN： 1066-7857  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1946年のチタンの工業化と共にインプラントとして導入され,モノリス材料としては50年以上の歴史を持つチタン合金のインプラントについて,チタン合金発泡体の現在の生産方法を概観し,生物医学での利用に適する構造を創製する可能性を評価した。始めに,代表的な生物医学用チタン合金(第一世代及び第二世代)のYoung率や引張強さなどを表示し,骨インプラント材料としてのチタンを概説した。続いて,Ti発泡体の製作方法を取上げ,主な製作方法の利点と欠点の比較,これらの方法によるTi発泡体の特性(細孔径,気孔率,Young率及び降伏応力)などを示して,各方法について説明した。取上げた方法は,スペースホルダー法(低温逃散性空間保持粒子使用),複製法,気泡発生法,凍結鋳造法,迅速造形法(選択的レーザ焼結又は融解などのよる),及び多孔質セラミック前駆体の金属性Ti発泡体への変換(酸化物前駆体の電気化学的還元などによる)であり,ほかの方法にも触れた。最後に,全体をまとめ,今後の展望を述べた。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  *多孔質体 ,  医用素材 ,  *骨移植 ,  機械的性質 ,  Young率 ,  降伏応力 ,  空隙率 ,  細孔径 ,  *生産方式 ,  スペーサ ,  複製 ,  鋳造 ,  プロトタイピング ,  プロトタイプ ,  セラミック ,  還元 ,  医学
準シソーラス用語： *チタン発泡体 ,  *骨インプラント ,  迅速造形法 ,  生物医学 ,  *製造方法 ,  凍結鋳造法

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  非鉄金属材料  (WE03000D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物医学 ,  チタン ,  発泡体 ,  総説