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J-GLOBAL ID:201002221502508546   整理番号:10A1120520

北米コロラド高原の後期白亜紀ララミー層の陸上生態系:食物網とエネルギー流解析に基づいて

The paleoecosystem reconstruction using energy flow of the late dinosaur age based on tracks from the Late Cretaceous Laramie Formation, Colorado Plateau, North America
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  ページ: 79-93  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: G0326A  ISSN: 1880-4330  CODEN: TGDKBR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ララミー層堆積時の生態系を,3層序断面13層準の足跡化石などのデータを基に検討した。恐竜足跡化石はトリケラトプス属らしい29個,鳥脚類ハドロサウルス科4個,獣脚類7型20個,所属不明6個で,トガケなどの爬虫類足跡もある。植物化石は双子葉植物が豊富で,温帯の森林と草原の発達する古環境が推定されている。恐竜の存在数比率を足跡化石の分布状態から求め,各動物種1個体の所要エネルギーを体重・代謝型・活動レベルを基に計算した。植物の純一次生産から草食恐竜や草食無脊椎動物を経て肉食恐竜に至る食物網のエネルギー流を解析することで,古生態系復元を試みた。エネルギーが次の栄養レベルに移動する時,動物種によって異なる変換効率に制御される。移動したエネルギーは動物の存在数と所要エルギーの比率に応じて分配されるため,分配エネルギー量を各動物種一個体の所要エネルギー量で割ることで存在数を推定できる。結果は,ララミー層堆積時は大型草食恐竜が優占し,二次生産量が高かったことを示す。捕食者と被食者の生物量の比率を元にした恐竜の代謝型の決定はできない。
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分類 (1件):
分類
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中生代 

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