抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「鉄道総研式ヒューマンファクタ分析法」について解説した。ヒューマンエラーに起因する事故防止のためには,ヒューマンエラーは何か,その発生に影響を与えるヒューマンファクタは何かを把握し,的確な処置を講ずることが必要である。分析の第1段階は事実関係を明らかにする,関係要素を整理する,ヒューマンエラーを特定する,の手続きを行う。指示内容と行動結果を照合させ,ずれが生じている場合それをヒューマンエラー事象と考える。分析の第2段階では「なぜなぜ分析」によって背景要因を追求し,関わった要因を明らかにする。一つの事故に至るには複数のヒューマンエラーがあり,対策を実施することにより期待される危険性の低減効果を想定しておくことが必要である。(続く)