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J-GLOBAL ID:201002221845685699   整理番号:10A0797331

イソフラボンおよびポリ不飽和脂肪酸の食事摂取は肺機能,呼吸困難,および慢性閉塞性肺疾患の有病率に関連している:伝統的日本食の防御作用の可能性

Dietary intake of isoflavones and polyunsaturated fatty acids associated with lung function, breathlessness and the prevalence of chronic obstructive pulmonary disease: Possible protective effect of traditional Japanese diet
著者 (6件):
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巻: 54  号:ページ: 909-917  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本食ではイソフラボンを含む大豆製品およびポリ不飽和脂肪酸(PUFA)を含む魚類が多く提供される。これらの成分の摂取と慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺機能,呼吸困難との関連性を調査するため,過去4年以内にCOPDと診断された成人(50~75歳)の患者278名について340か所の施設-ベースの症例対照研究を実施した。食習慣に関する情報は面接調査を行い,イソフラボンおよび脂肪酸の食事摂取は日本食品成分表から算出した。この結果,COPD患者のイソフラボン類(ゲニステインおよびダイゼイン)とPUFA(ω-3およびω-6)摂取量は対照と比較して有意に低く,肺機能測定結果も摂取量にプラスに相関していた。線形傾向に対応する検定は有意だった。調味料の脂質以外の食品に由来するPUFAおよびω-6脂肪酸の抗摂取によってもCOPDや呼吸困難症状のリスクを低減できることが示唆されたが,他の脂肪酸については明確な関連性は認められなかった。これらの試験から,タバコの発癌物質に対する日本食の予防効果の可能性が示された。
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分類 (3件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  食品の化学・栄養価  ,  発癌機序・因子 

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