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J-GLOBAL ID:201002222441708381   整理番号:10A0106708

小分子還元剤はAgkistrodon acutus毒由来のAA-NADアーゼの複合触媒活性を,酵素のジスルフィド結合とCu(II)の還元により阻害する

Small-Molecule Reductants Inhibit Multicatalytic Activity of AA-NADase from Agkistrodon acutus Venom by Reducing the Disulfide-Bonds and Cu(II) of Enzyme
著者 (7件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 141-149  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0766A  ISSN: 0006-3525  CODEN: BIPMAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HPLC,SDS-PAGE,等温滴定型熱量計,EPRなどを用いて,標記毒素由来酵素AA-NADアーゼ(AA)のNADアーゼ(NA)およびADPアーゼ(AD)活性に対する小分子還元剤の効果を調べた。その結果,AAは6ジスルフィド(SS)結合と6自由システイン残基をもつこと,L-アスコルビン酸(LA)はAA中のCu(II)をCu(I)に還元することによりNAおよびAD活性を阻害し,一方ジチオトレイトール,グルタチオン(GSH),トリス(2-カルボキシエチル)ホスフィン(TCEP)はCu(II)のCu(I)への還元と,SS結合の開裂を通して両活性を阻害することが分かった。アポ-AAは,1mM Zn(II)の存在下でNAおよびAD活性を回復したが,1mM Zn(II)と2mM TCEPの存在下では回復しなかった。阻害曲線の傾向の類似性から,NAおよびAD活性は同じ部位で起こると推定した。LAとGSHはAAの複合触媒活性の内在阻害剤であることを見出した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物起原の毒性 

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