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J-GLOBAL ID：201002223386713482   整理番号：10A0289869

初歩から学ぶ「保有水平耐力計算」3 保有水平耐力計算の基本的な考え方 保証設計(余耐力法)

著者 (1件)： 楠浩一 (横浜国大 大学院工学研究院)
資料名： 建築技術
号： 723  ページ： 144-149  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では主に保証設計の方法とそのための応力算出法について解説した。保証設計とは構造設計において想定建物に対する外力分布や材料強度のバラツキなどを考慮して,その状態が間違いなく生じることを保証する設計法である。応答点が明確に求められる時刻歴応答解析や限界耐力設計法では応答点の状態に対する保証設計ができるが,変形が明示的でない保有水平耐力計算では応力が限界に達した場合(崩壊メカニズム時)の応力に基づく保証設計が必要となる。しかし,通常のマトリックス法による荷重増分解析では一般的に崩壊メカニズムの生成は困難であるため,全体崩壊形を示す可能性のある建物に対する荷重増分解析を終了する目安と崩壊メカニズム時の応力を推定する方法の一例として余耐力法の適用例を示した。

シソーラス用語： *ラーメン【骨組】 ,  耐荷力 ,  耐震設計 ,  *構造解析法
準シソーラス用語： 余耐力法 ,  終局耐力 ,  *保有水平耐力 ,  崩壊機構 ,  *保証設計

分類 (3件)： ラーメン  (HD03040D) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  構造力学一般  (HD01000X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 保有水平耐力 ,  計算 ,  保証 ,  設計 ,  耐力