抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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III.破壊力学を用いた疲労き裂進展解析とその応用。破壊力学を用いた疲労き裂進展解析は,き裂進展の途中でき裂をマークすることで進展挙動がよくわかる。その挙動は破壊力学をベースにした解析で求めることができる。解析の基礎は疲労き裂進展速度と破壊力学で定義された応力拡大係数範囲ΔKの関係式の提案から始まり,工学的に有効な手法として確立された。力学的にに誘導されたΔKと疲労き裂進展速度の実験式を用いて,疲労き裂進展寿命を容易に計算できる。比較的簡単な解析でS-N線図の予測が可能なことが,破壊力学を用いた疲労き裂進展解析の利点である。実構造物では疲労き裂に対しても,破壊力学を用いた疲労き裂進展解析を行うことで,余寿命評価や将来の点検周期を決めることが可能になる。