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J-GLOBAL ID：201002223777597630   整理番号：10A0363409

生体分子類の高効率解析に用いられるナノ支柱,ナノボールおよびナノファイバー類

Nanopillar, nanoball, and nanofibers for highly efficient analysis of biomolecules

著者 (5件)： KAJI Noritada (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  OKAMOTO Yukihiro (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  TOKESHI Manabu (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  BABA Yoshinobu (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  BABA Yoshinobu (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Takamatsu, JPN)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 39  号： 3  ページ： 948-956  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNAのハイスループット解析に対応するDNA電気泳動分離コア技術の最近の進展について解説した。特に,新規マイクロチップ土台であるナノ支柱,ナノボールおよびナノファイバについてこれらの加工プロセスおよびこれらを応用したDNA分離技術について説明した。一例として,ナノ径のポリ乳酸をコアとし,ポリエチレングリコールをシェルとするナノボールを開発し,バイオデバイス技術との複合化によりDNA解析の超高性能化を達成した。これまで,バイオデバイスでのDNA解析においては,その心臓部として取り扱いの難しいゲルや重合体を用いる必要があった。しかし,ナノボールはこれらを必要としない。ナノボールはDNAのみならず蛋白質の解析にも応用可能であり,将来のゲノム医療・個別医療を実現するために欠かせない基盤技術になり得ると述べた。

シソーラス用語： *核酸 ,  生体高分子 ,  *ナノ構造 ,  *ミクロスフェア ,  *DNA【核酸】 ,  *ナノファイバ ,  タンパク質 ,  分離 ,  遺伝学実験技術 ,  ヌクレオチド配列

分類 (1件)： 生体物質一般  (EB02010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 生体分子 ,  効率解析 ,  支柱 ,  ナノボール ,  ナノファイバー