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J-GLOBAL ID：201002224194796801   整理番号：10A0433209

2人会話における非言語手がかりと関係開始スキルについての研究(2)

Nonverbal Cues and Skill of Building Relationships in the Dyadic Conversation (2)

著者 (9件)： 前田奈穂 (大阪大 人間科学) ,  大坊郁夫 (大阪大 大学院人間科学研究科) ,  前田貴司 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  岸野文郎 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  北村喜文 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  高嶋和毅 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  横山ひとみ (大阪大 大学院人間科学研究科) ,  藤原健 (大阪大 大学院人間科学研究科) ,  林良彦 (大阪大 大学院言語文化研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 457(HCS2009 64-88)  ページ： 49-54  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,非言語手がかりと関係開始スキルの関連について,話者,会話相手,第3者のそれぞれの観点から検討することである。初対面の大学生で同性同士の66人(男性51人,女性15人)を対象に行った会話実験データを以下のように検討した。関係開始スキルについて自己評定,他者評定,第3者評定を測定することで,非言語手がかり(腕の動き,対人距離,相手に顔を向けている割合,単独発言時間,単独発言頻度,単独発言平均時間)との関連について,レンズモデル(Brunswik,1956)を用いて検討した。その結果,自己評定,他者評定,第3者評定,いずれにおいても,腕の動きと関係開始スキルの間に正の関連がみられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *コミュニケーション ,  モデル ,  距離 ,  技術 ,  *人間関係 ,  多重回帰分析
準シソーラス用語： コミュニケーションスキル ,  レンズモデル ,  会話分析 ,  重回帰分析 ,  *対人関係 ,  対人距離 ,  発言 ,  *非言語的意志疎通 ,  話者

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (17件)：

• BAUMEISTER, R. F. A self-presentational view of social phenomena. Psychological Bulletin. 1982, 91, 1, 3-26
• 山中一英. 大学生の友人関係の親密化過程に関する事例分析的研究. 社会心理学研究. 1998, 13, 2, 93-102
• 小川一美. 初対面場面における二者間の発話量のつりあいと会話者および会話に対する印象の関係. 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 2000, 47, 173-183
• 和田実. 対人的有能性に関する研究-ノンバーバルスキルおよび社会的スキル尺度の作成-. 実験社会心理学研究. 1991, 31, 1, 49-59
• 相川充. 対人関係づくりの社会的スキル-関係開始から関係深化へ-. 教育と医学. 2003, 10, 1, 11-18

タイトルに関連する用語 (5件)： 会話 ,  言語 ,  手がかり ,  スキル ,  研究