文献

J-GLOBAL ID：201002224232829034   整理番号：10A1000327

セルロース溶媒-と有機溶媒ベースリグノセルロース分別(COSLIF)の進歩

Advances in Cellulose Solvent- and Organic Solvent-Based Lignocellulose Fractionation (COSLIF)

著者 (5件)： ZHANG Y.-H. Percival (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ. (Virginia Tech), Virginia, USA) ,  ZHANG Y.-H. Percival (DOE BioEnergy Sci. Center (BESC), Tennessee, USA) ,  ZHU Zhiguang (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ. (Virginia Tech), Virginia, USA) ,  ROLLIN Joe (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ. (Virginia Tech), Virginia, USA) ,  SATHITSUKSANOH Noppadon (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ. (Virginia Tech), Virginia, USA)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1033  ページ： 365-379  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロース溶媒-と有機溶媒ベースリグノセルロース分別(COSLIF)の文献レビューを行った。種々の溶媒におけるリグノセルロース成分の異なる可溶性に基づくリグノセルロース分別は比較的新しい概念で,COSLIF技術はまだ初期段階である。COSLIFは高グルカン消化性,速い分解速度,小さなセルラーゼの使用などのいくつかの長所を有するが,バイオマスに対するセルロース溶媒と有機溶媒の大きな比率などのいくつかの挑戦が残っている。COSLIF技術に対する今後の研究開発として,より良好なセルロース溶媒を発見することで,バイオマス単位当たりのセルロース溶媒の減少と効率的な洗浄法による有機溶媒の減少,フラッシング,蒸留や分別蒸留による溶媒の効率的なリサイクルおよび単離リグニンの性質のキャラクタリゼーションなどがある。リグノセルロース分別の原理はリグノセルロースベースバイオ精油における重要な応用である。発生現場においてセルロース廃棄物を利用する小さなバイオ精油所は原料コストが節約できるので利益が得られる。

シソーラス用語： *セルロース ,  リグノセルロース ,  有機溶媒 ,  *可溶性 ,  グルカン ,  速度 ,  セルラーゼ ,  蒸留 ,  生物燃料 ,  分離 ,  加水分解 ,  *溶解性
準シソーラス用語： 分解速度

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロース ,  溶媒 ,  有機溶媒 ,  リグノセルロース ,  分別