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J-GLOBAL ID:201002224763858926   整理番号:10A0441020

LiとAgをダブルでドーピングしたp型Mg2Si0.25Sn0.75の熱電特性

Thermoelectric Performance of p-Type Mg2Si0.25Sn0.75 with Li and Ag Double Doping
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 868-871 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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液固反応およびホットプレス法によって,LiとAgをダブルでドーピングしたp型Mg2Si0.25Sn0.75単相を作製した。このようにして得た全てのサンプルは,XRDによってアンチフルオライト構造の単相固溶体であることを確認した。0~500K温度差(ΔT)におけるLiとAgのダブルでドーピングの熱電特性に及ぼす効果を調べた。Li-25000ppmシングルドーピングしたサンプルの熱起電力(E)を測定し,ΔT=500Kで88mVであった。Li-20000ppmおよびAg-5000ppmダブルドーピングしたサンプルでは,E値はAg置換後高くなった(92mV)。Ag-25000ppmシングルドーピングサンプルおよびLi-5000ppmとAg-20000ppmダブルドーピングサンプルで97mVの最大のE値を得た。ΔT=500Kでの平均抵抗(rm)は,ダブルドーピングによって減少し,Li-5000ppmおよびAg-20000ppmのダブルドーピングしたサンプルでは2.94×10-5Ωmの最低値を示した。最大有効電力(P=E2/4rm)は,ΔTとともに増加した。ΔT=500KでのシングルドーピングサンプルのP値は,Liシングルドーピングサンプルで38Wm-1,Agシングルドーピングサンプルで72Wm-1であった。Li-20000ppmおよびAg-5000ppmのダブルドーピングしたサンプルのPは,64Wm-1である,Liをシングルドーピングしたサンプルと比較し,これは約90%の改善であった。ΔT=500KでのPの最大値は,Li-5000ppmおよびAg-20000ppmをダブルドーピングしたサンプルgでは80Wm-1であり,これはAgをシングルドーピングしたサンプルと比較し約10%の改善であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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半導体結晶の電気伝導  ,  熱電デバイス 
引用文献 (9件):
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