抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,国際航空旅客輸送市場における純流動旅客数を推計する手法を示し,それが現在その代替として広く用いられているOFOD統計とどの程度乖離しているかについて検討するものである。具体的にはOFOD統計をもとに利用者の経路と航空券の種類の選択行動を定式化して推定される空港間の利用者数と,定期国際便の空港間利用者の統計であるTFS統計の空港間利用者との差が最小になるように選択行動のパラメータを推定し,純流動旅客数を推定する。この手法を世界の主要10都市間に適用し,OFOD統計と推計した純流動旅客数が約27~33%乖離している可能性があることを明らかにした。(著者抄録)