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J-GLOBAL ID:201002225273770237   整理番号:10A1528129

カキポリフェノールの濃染化と光退色抑制

著者 (9件):
資料名:
号: 36  ページ: 1-6  発行年: 2010年06月30日 
JST資料番号: G0952A  ISSN: 1346-0749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本検討では,カキポリフェノールを用いて100°C未満の温度で綿布を濃染化し,紫外線照射による光退色を規制することを目的とし,染着濃度に及ぼすカチオン化剤の効果,染着濃度に及ぼす染液の水素イオン濃度の影響,カキポリフェノールの平均分子量に及ぼす染液の水素イオン濃度の影響,並びにカキポリフェノールの光退色に及ぼす酸化防止剤,一重項酸素脱活性化剤や紫外線吸収剤の効果について検討した。その結果,グリシジルトリメチルアンモニウムクロリド系のカチオン化剤を用いて,80°Cで綿布を濃染化できる,ことが分った。カキポリフェノール水溶液の水素イオン濃度と綿布の染着濃度との関係について検討した結果,カキポリフェノール水溶液のpH値が大きい程,染着濃度も大きくなるが,カキポリフェノール水溶液のpH値が大きい程,紫外線照射時間に対する染着濃度の減少割合,即ち光退色速度も大きくなっていた。自動酸化防止剤やフェニルエステル系の紫外線吸収剤の量をカキポリフェノール重量の1.5倍まで増加することによって,カキポリフェノールの紫外線による光退色速度が約0.05%/hrまで小さくなることが分った。ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤量をカキポリフェノールと同量まで増加することで,カキポリフェノールの紫外線による光退色速度が約0.05%/hrまで小さくなることが分った。
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分類 (5件):
分類
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  果樹  ,  助剤とその試験  ,  浸染,捺染  ,  仕上げ 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (3件):
  • T. Matsuo, “Journal of the Japan Association of Food Preservation Sciencetists”, Vol.34, No.3, 2008.
  • T. Matsuo and S. Ito. “Agric. Biol. Chem.”, 42, 1978.
  • H. Oda and A.Sugiyama, “Osaka Kyoiku University Report”, Vol.56, No.2, 2008.
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
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