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J-GLOBAL ID：201002225494173497   整理番号：10A0616726

続々・湿地と湿地林に関する十二章 XXX.湿地の戦史学1(古代編)

著者 (2件)： 辻井達一 (北海道環境財団 北海道環境科学研究セ) ,  高田雅之 (北海道環境財団 北海道環境科学研究セ)
資料名： 北方林業  (Northern Forestry, Japan)
巻： 62  号： 6  ページ： 156-159  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： Y0115A  ISSN： 0388-8045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 古来より戦いの舞台となった湿地は戦術上機能している例が多い。ガリア戦記での戦いの舞台となった場所はローヌ川と支流のアラル川,アクソナ川とサービス川及び川と沼に囲まれた湿地帯である。ナイルの戦いの舞台は湿地帯のスケールが現在より遥かに大きいナイル川下流のデルタ地帯である。三国志の戦いの舞台は長江がつくる湖広盆地の湿地帯である。白村江の決戦の舞台は錦江河口であり,干満差が大きく干潟が多い湿地で日本水軍がうまく立ち回れなかったことが敗因である。

シソーラス用語： *湿地 ,  *計画 ,  河川 ,  *場
準シソーラス用語： ナイル川 ,  ローヌ川 ,  *戦術 ,  *戦場 ,  長江

分類 (2件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J) ,  林業一般  (FF01010M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 湿地 ,  湿地林 ,  古代