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J-GLOBAL ID:201002225752856812   整理番号:10A1380458

蛋白質安定性欠損の多数の包括的サプレッサーは基質特異性拡張型TEMβラクタマーゼの進化を促進する

Multiple Global Suppressors of Protein Stability Defects Facilitate the Evolution of Extended-Spectrum TEM β-Lactamases
著者 (5件):
資料名:
巻: 404  号:ページ: 832-846  発行年: 2010年12月17日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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広域スペクトルセファロスポリンとβラクタマーゼ阻害剤の導入はこれらの薬剤の加水分解能を有する基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)の進化を促進してきた。広域スペクトルセファロスポリンに対する増加した加水分解能と阻害剤に対する増加した耐性を提供する,活性部位で生じ,酵素の触媒性を変化させる置換を,臨床分離菌由来の進化したTEM型ESBLはしばしば有している。酵素安定性の低下という形での犠牲がこれらの活性部位置換により生じる。TEM型ESBLの進化は蛋白質安定性欠損の包括的サプレッサーとして作用する突然変異により促進され,これらは置換に関係する安定性喪失増加にもかかわらず酵素への多数のアミノ酸変化の取り入れを可能にしている。最も研究された例はM182T置換で,この変異は蛋白質安定性欠損を修正し,臨床分離株由来のTEM型ESBLまたは阻害剤耐性突然変異体で見出されている。この研究では,TEM-1蛋白質安定性欠損のサプレッサーとして臨床分離株由来TEM型ESBLに生じていることが知られているA184V,T265M,R275Q,N276Dを,最初の変異で非常に不安定になった機能を部分的に回復させる第二部位変異の遺伝的選択は同定できた。さらに,これらの置換がTEM-1の熱安定性を増強し,不安定化変異の異なる二種類の安定性欠損を修正できることを特性解析で証明した。活性部位変異に関連する安定性犠牲の代償的包括的サプレッサー獲得は新しい蛋白質機能進化の一般的機構と考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  分子遺伝学一般 

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