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J-GLOBAL ID:201002225800801308   整理番号:10A0131485

宇宙からの温室効果ガス観測 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の概要

著者 (1件):
資料名:
号: 659  ページ: 32-37  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: F0175A  ISSN: 0023-284X  CODEN: KKGJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき](GOSAT)は宇宙航空研究開発機構と国立環境研究所,環境省の3機関共同プロジェクトで,世界唯一の温室効果ガス観測専用衛星である。3機関の主な分担は宇宙航空研究開発機構が衛星の開発と打上げ・運用,国立環境研究所がデータ処理,環境省がデータの行政利用となる。「いぶき」は質量1,750kg,本体は3.7m×1.8m×2.0mの箱形で,2翼の太陽電池パネルを持ち,翼端開の寸法は13.7mで3,8kwの電力を発生する。す.観測機器として温室効果ガス観測センサ(TANSO-FTS)と雲エアロゾルセンサを搭載し高度666kmの軌道から3日間で56000点の観測を行い,観測を3日毎に繰り返す。「いぶき」は,太陽から放射され地表で反射された赤外線や,地表や大気が自ら放射する赤外線を観測し,分光分析の原理で温室効果ガスの濃度分布を観測する。「いぶき]は温室効果の6割を占める二酸化炭素と2割を占めるメタンの観測を行う。「いぶき」の観測データは世界の科学者に無料で配布され,地球温暖化の予測精度向上などの研究に活用され,2014年頃に取りまとめられるIPCCの第5次評価報告書に貢献することが期待されている。
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分類 (2件):
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宇宙飛行体  ,  環境問題 
物質索引 (1件):
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