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J-GLOBAL ID：201002226526210590   整理番号：10A1160006

がんの標的療法薬を併用する:新しいアプローチと緊急案件

Utilizing targeted cancer therapeutic agents in combination: novel approaches and urgent requirements

著者 (9件)： KUMMAR Shivanni (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  CHEN Helen X. (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  WRIGHT John (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  HOLBECK Susan (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  MILLIN Myrtle Davis (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  TOMASZEWSKI Joseph (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  ZWEIBEL James (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  COLLINS Jerry (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  DOROSHOW James H. (National Inst. of Health, Maryland, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 9  号： 11  ページ： 843-856  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腫瘍細胞の増殖にかかわる特異的分子経路を標的とする新しい治療薬の開発が急速化し,従来の化学療法としての抗がん剤よりも,はるかに高い生物化学的特異性を得られる可能性が生じてきた。従来の抗がん剤は特異性が低いため,比較的単純に併用されていた。一方,新しい分子標的薬を併用するための基準の作成は,非常に複雑である。分子データは豊富に得られているため,少なくとも理論上は,新しい分子標的治療薬が,どのようにして重要な増殖制御系ネットワークに相互作用するのかを予測することができる。分子標的薬の併用を検討するための初期の臨床試験では,少数ながら良好な結果が得られている。しかし,これらの臨床試験のほとんどで,前臨床モデルおよび患者のどちらにおいても,併用されている薬剤が実際に標的を攻撃し,増殖阻害を引き起こしているのかどうかは不明である。この総説では,患者への分子標的薬の併用療法を評価する米国国立がん研究所(NCI)による初期のアプローチを考察し,また,NCIががんの分子標的薬の併用療法の有効性を向上させるために始めた新しいアプローチのいくつかについて述べる。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： *分子標的療法 ,  腫瘍細胞 ,  細胞増殖 ,  *性質 ,  薬物療法 ,  抗腫瘍薬 ,  *分子標的治療薬 ,  増殖阻害 ,  評価 ,  臨床試験
準シソーラス用語： *特異性 ,  癌化学療法 ,  前臨床試験

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C)

タイトルに関連する用語 (3件)： がん ,  標的療法 ,  併用