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J-GLOBAL ID：201002226770455112   整理番号：10A0157869

耐熱性Acetobacter pasteurianus株とそのキノプロテインアルコールデヒドロゲナーゼの特性化

Characterization of thermotolerant Acetobacter pasteurianus strains and their quinoprotein alcohol dehydrogenases

著者 (6件)： KANCHANARACH Watchara (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  THEERAGOOL Gunjana (Kasetsart Univ., Bangkok, THA) ,  YAKUSHI Toshiharu (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  TOYAMA Hirohide (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  ADACHI Osao (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  MATSUSHITA Kazunobu (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 85  号： 3  ページ： 741-751  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイの各種果実及び花から分離した378株の酢酸菌属から耐熱性でMSU10を選択し,Acetobacter pasteurianusと同定し,既分離のAcetobacter pasteurianus SKU1108などと増殖と酢酸及びエタノール耐性を比較した。MSU10株は6%のエタノール含有培地,37°Cでの酢酸生産性がSKU1108株より高く,4~5%のエタノールではSKU1108の方が高かった。MSU10,SKU1108及び中温菌IFO3191株からアルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)を精製し,耐熱性を比較した。精製ADHの最適温度はそれぞれ35,35及び30°Cであり,MSU10及びSKU1108株由来ADHはIFO3191株ADHより37及び40°Cでの30分間反応でのエタノール耐性がより高く,pH6~11での酢酸耐性も高かった。3者のADHサブユニットI,II及びIIIのアミノ酸配列に差異が見られた。

シソーラス用語： *耐熱性 ,  *酢酸菌属 ,  酵素タンパク質 ,  アルコールデヒドロゲナーゼ ,  タイ王国 ,  *耐化学性 ,  細菌 ,  アミノ酸配列 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： *Acetobacter pasteurianus ,  *エタノール耐性 ,  キノプロテイン ,  *酢酸耐性 ,  中温菌

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酵素生理  (EG03052C)

物質索引 (2件)： エタノール ,  酢酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 耐熱性 ,  Acetobacter ,  株 ,  特性化