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J-GLOBAL ID：201002227185859530   整理番号：10A0256505

哺乳類RNアーゼH2複合体の構造から免疫不全を阻止するRNA・DNAハイブリッドの加工に関する洞察を得る

The Structure of the Mammalian RNase H2 Complex Provides Insight into RNA DNA Hybrid Processing to Prevent Immune Dysfunction

著者 (4件)： SHABAN Nadine M. (Wake Forest Univ. School of Medicine, North Carolina) ,  HARVEY Scott (Wake Forest Univ. School of Medicine, North Carolina) ,  PERRINO Fred W. (Wake Forest Univ. School of Medicine, North Carolina) ,  HOLLIS Thomas (Wake Forest Univ. School of Medicine, North Carolina)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 6  ページ： 3617-3624  発行年： 2010年02月05日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスRNアーゼH2複合体(A,B,Cの三量体)の結晶構造を決定した。H2CがH2AとH2Bの中間に位置し,全体で核酸の結合と加水分解に適する構造をしていた。活性部位で保存された酸性アミノ酸残基4個が活性に必要であり,2金属イオン機構で触媒として機能することが示唆された。この構造に基づいて岡崎フラグメントを嵌め込んだモデルにより,RNA・DNAハイブリッドの認識機構が推測された。RNアーゼH2の病的変異(G37S変異)では蛋白質間の相互作用が障害されて基質特異性に異常が生ずることも示された。

シソーラス用語： *RNアーゼH ,  三量体 ,  酵素基質複合体 ,  アミノ酸配列 ,  立体配座 ,  活性部位 ,  *DNA【核酸】 ,  部位特異的変異誘発 ,  金属イオン ,  酵素反応機構 ,  マウス ,  遺伝病 ,  基質特異性 ,  結晶構造 ,  X線構造解析 ,  RNA【核酸】
準シソーラス用語： Aicardi症候群 ,  *RNアーゼH2 ,  *岡崎フラグメント

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  酵素生理  (EJ02020P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 哺乳類 ,  RNアーゼH2 ,  複合体 ,  免疫不全 ,  阻止 ,  RNA ,  DNA ,  洞察