抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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舗装分野での地球温暖化防止の取組みの1つとして,アスファルト混合物の製造時の温度を下げる中温化技術がある。中温化技術のうちの粘度調整方式に着目して,事前にアスファルトに直接添加可能な新しい添加剤として界面活性剤系の中温化剤について,その性状評価を行い有効性について検証した。着目した界面活性剤は,長鎖脂肪酸を主鎖として構成され,熱および科学的に安定な固体界面活性剤である。融点が100°C程度の脂肪酸化合物を選定した。中温化剤のアスファルト混合物の締固め特性の改善効果を検証するため,ジャイレトリコンパクタを用いて締固め試験を行った。界面活性剤系中温化剤の効果についての室内試験,試験施工の結果,その有効性が検証された。