文献

J-GLOBAL ID：201002227450300893   整理番号：10A0988499

トリフリルイミドを有効なカチオン有機触媒として用いるδ-バレロラクトンの制御/リビング開環重合

Controlled/Living Ring-Opening Polymerization of δ-Valerolactone Using Triflylimide as an Efficient Cationic Organocatalyst

著者 (7件)： KAKUCHI Ryohei (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TSUJI Yosuke (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  CHIBA Kaori (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  FUCHISE Keita (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SAKAI Ryosuke (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SATOH Toshifumi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KAKUCHI Toyoji (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 17  ページ： 7090-7094  発行年： 2010年09月14日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド(HNTf₂)を重合触媒として用いて,δ-バレロラクトンの開環重合を行った。重合開始剤に各種アルコール類を用い,塩化メチレン中で27°Cで重合を行った。単量体/開始剤/重合触媒のモル比率は100/1/0.1とした。この重合開始剤/重合触媒は,有効なカチオン開環重合の組合せで,重合はリビング的に進行した。重合開始剤として,3-フェニル-1-プロパノールを用いて,末端基にその構造を導入されたポリマが得られたが,その重合反応の機構を解説した。

シソーラス用語： 触媒 ,  有機化合物 ,  *開環重合 ,  ポリヒドロキシアルカン酸 ,  *重合開始剤 ,  リビングカチオン重合 ,  *アルコール ,  芳香族化合物 ,  *反応機構 ,  *末端基 ,  ポリバレロラクトン ,  有機触媒 ,  芳香族アルコール
準シソーラス用語： カチオンリビング重合 ,  芳香族アルコール類

分類 (1件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (3件)： 3-フェニル-1-プロパノール ,  δ-バレロラクトン ,  ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド

タイトルに関連する用語 (4件)： カチオン ,  有機触媒 ,  δ-バレロラクトン ,  開環重合