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J-GLOBAL ID:201002228336799140   整理番号:10A0915266

過栄養内湾(洞海湾)における粒子状物質の生化学的特徴と鉛直輸送過程の季節変化

Seasonal Changes in Biochemical Characteristics and Vertical Transport of Particulate Organic Matter in Hypertrophic Dokai Bay, Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 75-85  発行年: 2010年08月30日 
JST資料番号: L3747A  ISSN: 1342-2758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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過栄養内湾である洞海湾において季節毎に粒子状物質の採取を行い,その生化学的特徴から起源を推定した。また,有機態炭素やChlorophyll aを指標として粒子状物質の鉛直輸送過程の季節変化について考察した。その結果,過栄養化した内湾の見かけ上の沈降粒子束の多寡は,密度成層の強弱による海水の上下混合に支配されていることが確認された。水柱中に存在する懸濁粒子の主要な起源は植物プランクトンと推定されたが,セディメントトラップに捕集された粒子状物質に占める懸濁粒子由来の割合は有機態炭素を指標としたとき,約35%であった。有機態炭素を指標として水柱中の現存量と沈降除去量を比較検討したところ,以下の3パターンが存在した。(1)現存量は多いが成層期のためフラックスは小さい(夏季)。(2)現存量は多くないが循環期のためフラックスは大きい(春季・秋季)。(3)循環期だが沈降除去率が小さいためフラックスも小さい(冬季)。また,植物プランクトンを主な起源とする粒子状物質の鉛直フラックスをChlorophyll aを指標として検討した結果,季節毎に変化する植物プランクトン量と密度成層の強弱との相互関係でフラックスは決まると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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生態系  ,  海洋汚濁 
引用文献 (24件):
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