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J-GLOBAL ID：201002228828383144   整理番号：10A0105907

都市空間における道路上からの自然監視性のマッピング

Natural Surveillance Mapping from Roads in Urban Areas

著者 (3件)： 田中英人 (都市防犯研究セ) ,  ZHAO Huijing (Peking Univ., CHN) ,  柴崎亮介 (東大 空間情報科研セ)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 17  号： 1  ページ： 31-42  発行年： 2009年06月30日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザスキャナとGPSなどを統合した計測システムから取得したデータと,位置精度を高めるために「ZmapTown II」・「数値地図5mメッシュ(標高)」を併用して可視性を計算することで,都市空間における自然監視性を図化する手法を提案した。詳細な地物形状を考慮した高解像度の空間計測が可能なシステムを使用して,自然監視の図化を行い,東京都区部にて実験を行い,その有用性を示す。その結果,道路上からの通行人による自然監視性が確保できる場所を,既存にない詳細な解像度で,三次元でGIS上へ効果的にマッピングできることが確かめられた。

シソーラス用語： *都市空間 ,  *防犯 ,  設計 ,  性質 ,  *レーザスキャナ ,  *図化 ,  高分解能 ,  監視 ,  集合住宅 ,  コンピュータグラフィックス ,  東京都 ,  地図 ,  道路 ,  歩行者 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  *可視性 ,  *環境設計 ,  数値地図

分類 (2件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  応用測量,その他  (RC02060Z)

引用文献 (26件)：

• 安全安心まちづくり研究会. 安全・安心まちづくりハンドブック防犯まちづくり編. 1998
• 大野隆造. 視線輻射量と防犯性の評価 : 住民の視覚的相互作用を考慮した集合住宅の配置計画に関する研究 (その1). 日本建築学会計画系論文集. 1995, 467, 145-151
• 奥田紫乃. 外部からの視線に対する居住者の意識と窓及び周辺環境の実態. 照明学会誌. 2005, 89, 2, 77-82
• 加藤直樹. 空間的因子から見た自動車関連犯罪の発生危険場所の可視化. 日本建築学会建築雑誌. 2007, 122, 1567, 44-45
• 小池博. 光源投射法を応用した自然監視性モデルの開発の試み : 中間画地の戸建住宅における侵入被害開口部事例に基づくスタディー. 日本建築学会技術報告集. 2008, 14, 27, 311-314

タイトルに関連する用語 (3件)： 都市 ,  道路 ,  マッピング