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J-GLOBAL ID：201002229085015087   整理番号：10A0626711

Odd-skipped related 2は細胞静止で後成的に調節される

Odd-skipped related 2 is epigenetically regulated in cellular quiescence

著者 (2件)： KAWAI Shinji (Dep. of Oral Frontier Biology, Osaka Univ. Graduate School of Dentistry, Suita-Osaka 565-0871, JPN) ,  AMANO Atsuo (Dep. of Oral Frontier Biology, Osaka Univ. Graduate School of Dentistry, Suita-Osaka 565-0871, JPN)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 396  号： 4  ページ： 831-836  発行年： 2010年06月11日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞挙動および発達は,静止の確立および維持に関わる機構が大部分知られていないにも関わらず,細胞サイクルから静止への移行中に著しく変化する。Odd-skipped related 2(Osr2)が,血清枯渇およびコンフルエンスへの培養による,細胞静止中にアップレギュレートされることを見出した。これら状態でのOsr2の調節機構を検討するため,マウスOsr2プロモーターの性質を検討した。転写開始部位のフランキング領域のCpGアイランドは,対数増殖期細胞で主としてメチル化されており,Osr2発現のサイレンシングを生じた。加えて,静止でのCpG脱メチル化は,Osr2発現を活性化したが,静止中のH3とH4ヒストンのアセチル化も,Osr2発現増加を誘導した。これら結果は,後成的に調節されたOsr2が,細胞静止および増殖に重要な役割をすることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *タンパク質 ,  プロモーター領域 ,  ヌクレオチド ,  遺伝子発現 ,  アセチル化 ,  *細胞増殖 ,  メチル化 ,  細胞 ,  遺伝子サイレンシング ,  ヒストンアセチル化 ,  間葉細胞 ,  転写開始部位 ,  遺伝子発現調整 ,  分子遺伝現象 ,  遺伝
準シソーラス用語： *Osr2蛋白質 ,  転写開始点 ,  細胞静止作用 ,  遺伝子発現調節

分類 (2件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 細胞 ,  静止 ,  調節