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J-GLOBAL ID：201002229682489570   整理番号：10A0529924

eラーニング環境のデザインと実践運用-語学教育・国際交流-国際共同学習の効果を上げるための複数の学習活動に関する研究

著者 (2件)： 成瀬喜則 (富山工高専) ,  長山昌子 (富山工高専)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 27  号： 1  ページ： 55-61  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 学習者が異文化理解を深め,より深く思考するためには,ICTを有効に活用して学習を進め,日本と外国の文化や考え方の相違点に気づき,それを客観的に分析することが重要である。そこで,本稿では,日英の比較学習をさせるための基礎的な学習として,日本の高等専門学校生17名,北アイルランド中高等学校生7名が参加した,環境問題に関するテレビ会議による学生間コミュニケーション及び専門教員による講義,これらの体験についての学生間のディスカッションを通じたアンケートの共同作成について報告した。さらに,これらの基礎的学習に対する自己評価や意思決定手法であるAHPを用いて,テレビ会議による学習活動の有効性を調べるとともに,育成できた知識と力に関する意識調査を行った。その結果,専門家により得られる情報はテレビ会議と同等な情報として認識し,複数の学習活動が複合的に影響して教育効果を上げることが分った。

シソーラス用語： *eラーニング ,  協調作業 ,  国際協力 ,  *遠隔会議 ,  コミュニケーション ,  教材 ,  *環境保全 ,  意見 ,  アンケート ,  自己評価 ,  AHP【評価】 ,  意識調査 ,  教育効果
準シソーラス用語： *共同学習 ,  国際交流 ,  テレビ会議

分類 (3件)： CAI  (JE09000G) ,  テレビジョン応用  (ND12034M) ,  環境工学一般  (SA01010K)

引用文献 (3件)：

• (1) 成瀬喜則,長山昌子:“ICTを活用した国際交流学習の効果を高めるための取り組み”,教育情報研究,Vol. 22,No. 2,pp. 19-27(2006)
• (2) 渡辺寛二,佐藤妙子,稲浦 綾,石桁正士:“問題解決能力の育成をめざした授業における学生の能力育成に関する自己評価”,教育情報研究,Vol. 20,No. 2,pp. 15-26(2004)
• (3) 中尾茂子,安達一寿:“e-learning学習支援システムの協調学習ツールを用いたプログラミング演習の実践と評価”,日本教育工学会論文誌,Vol. 30(Suppl.),pp. 145-148(2006)

タイトルに関連する用語 (9件)： eラーニング ,  環境 ,  デザイン ,  運用 ,  語学教育 ,  交流 ,  共同学習 ,  学習活動 ,  研究