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J-GLOBAL ID:201002229808523507   整理番号:10A0723115

揮発性有機化合物除去のための熱活性化Cr2O3+x

Thermally Activated Cr2O3+x for Elimination of Volatile Organic Compounds
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 1231-1236 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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以前,350~500°Cに加熱すると,酸化物半導体(例えば,TiO<sub>2</sub>,NiOなど)は触媒効果が著しいことを示した。これは,高温で非常に酸化的な穴が膨大な数形成するためである。次に,揮発性有機化合物(VOC)の完全除去に今回の発見を適用した。この研究では,Cr<sub>2</sub>O<sub>3+x</sub>(0<x<1)に集中し,VOC分解の作動温度を下げようとした。電気伝導率及びCr<sub>2</sub>O<sub>3+x</sub>のSeebeckポテンシャルの温度依存性を基に,低温操作をCr<sub>2</sub>O<sub>3+x</sub>とどのように進めるか示し,なぜCr<sub>2</sub>O<sub>3+x</sub>が緑色なのかを解明した。Cr<sub>2</sub>O<sub>3+x</sub>が緑色であるのは,Cr<sub>2</sub>O<sub>3+x</sub>におけるCr空孔から生じたことが判明し,空孔は,狭い伝導帯又は深いアクセプタ準位形成の原因であり,VOC分解の低温操作となった。(翻訳著者抄録)
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