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J-GLOBAL ID:201002230470241142   整理番号:10A1158132

フッ化炭素-炭化水素複合界面活性剤の自己集合:形態の界面活性剤濃度と時間依存性

Self-Assembly of a Fluorocarbon-Hydrocarbon Hybrid Surfactant: Dependence of Morphology on Surfactant Concentration and Time
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  号: 42  ページ: 13319-13325  発行年: 2010年10月28日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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複合界面活性剤,すなわち相互に非混和性であるフッ化炭素(FC)と炭化水素(HC)鎖の分子内共存による界面活性剤の性質が界面活性剤凝集体に形態変化を生じさせた。HC鎖(ペンチル基)とFC鎖(ペルフルオロへキシル基)を有する分子からなる硫酸塩型複合界面活性剤(F6H5OS)から形成した凝集体の形態をその時間変化と共に調べた。低温透過型電子顕微鏡(Cryo-TEM),電気伝導度測定及びパルス磁場勾配スピンエコーNMR分光法によって水中凝集体の形態と界面活性剤溶液をエージングした時の形態変化を特性化した。F6HOSは水中5.5mM濃度でミセル-ベシクル転移を示す。5mM水性F6H5OS溶液のCryo-TEM観察は直径約5nmを有する単独ミセルの存在を示し,10mM水性F6H5OS溶液中でベシクルに変換した。更に,ベシクルは種々の構造,すなわち球状と管状構造を有した。1H NMR,1H-1H NOESY及びFTIR測定はエージング時にF6H5OS中のHC鎖の立体配座が変化し,HC鎖が界面活性剤分子中フェニル基近傍に位置することを示唆した。5.5mM以上の濃度で,小ミセルはF6HOS溶液の調製後直ちに形成される;それらミセルは引き続きベシクルに変換する。F6H5OS,すなわちその分子中にFCとHC鎖を有する複合化はエージング時にミセルからベシクル変換に重要な役割を演じる。
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分類 (1件):
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ミセル 

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