抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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伝統的構法による建築物が,限界耐力計算などの高度な計算によらず,簡易な設計法で建てられればそれに越したことはない。同設計法に従えば安全な建築物ができることが必要であり,さらには安全性が担保されているということが客観的に判断できるものである必要がある。また,簡易設計法が実務で実際に使えるようになるためには,現行の枠組で考える限り,基準法の下で,例えば伝統的構法の構造方法を定めた技術基準告示に位置づけるなどの行政的措置が必要であり,現行基準と整合の取れたものでなければならない。簡易設計法に関する,1)基本的な考え方,2)適用範囲,3)各部の仕様,4)耐震耐風設計,5)要素の許容耐力,6)各部の検討,7)今後の課題,について概説した。