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J-GLOBAL ID:201002231106623966   整理番号:10A0921509

避難行動フレームワークを用いた群集歩行モデルの比較分析と避難安全検証への適用性

ANALYSIS OF CROWD WALKING USING EVACUATION BEHAVIOR FRAMEWORK AND APPLICATION TO EVACUATION SAFETY VERIFICATION
著者 (1件):
資料名:
号: 655  ページ: 2081-2088  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,マルチエージェントモデルを対象に,一つのシステム上で複数の避難行動モデルを取り扱える避難行動フレームワークを開発し,Social ForceモデルとRVOモデルの群集歩行特性を比較分析した上で,建築物の避難安全検証への適用性を評価した。そして,群集歩行モデルにSocialForceモデルを用いた出口の流動係数は,目標速度が3.5m/秒を超えると,他のエージェントや壁との衝突が起こりやすく,衝突時の摩擦力の作用が大きくなるため小さくなり,RVOモデルを用いた出口の流動係数は,常に衝突が回避されることから,目標速度に比例して大きくなることがわかった。SocialForceモデル,RVOモデルともに開口部の流動係数が1.5人/m・秒に近づけた状態では,群集密度が高くなると,SocialForceモデルよりもRVOモデルのほうが歩行速度の低下が顕著で理論モデルに近かった。
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分類 (1件):
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火災 
引用文献 (24件):
  • 1) 国土交通省住宅局建築指導課他:2001年版 避難安全検証法の解説及び計算例とその解説, 海文堂,2001
  • 2) ウェブサイト Legion in Pedestrian Simulation Solutions http://www.legion.com/(参照2010.5.25)
  • 3) PDF文書 東京消防庁:優良防火対象物認定表示制度のご案内 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yobouka/yuryobouka/data/yuryohyoji.pdf(参照2010.5.25)
  • 4) 佐野友紀ほか3名:群集行動実験によるデータ収集と避難行動シミュレーション妥当性検討の問題点,日本建築学会大会学術講演梗概集E-1,No.5001,pp.1-4,2009.8
  • 5) 岡田光正ほか3名:大震火災による人的被害の推定と都市の安全化に関する研究-(1)延焼過程を組み込んだ避難シミュレーションシステムの設計-,日本建築学会論文報告集,第275号,pp.141-148,1979.1
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