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J-GLOBAL ID:201002231214411835   整理番号:10A0927047

Mucor hiemalisのエンドグリコシダーゼのグリコシンターゼ様変異体と合成シアロ複合体型糖オキサゾリンの併用によるシアロオリゴ糖の蛋白質への効率的移動

Efficient transfer of sialo-oligosaccharide onto proteins by combined use of a glycosynthase-like mutant of Mucor hiemalis endoglycosidase and synthetic sialo-complex-type sugar oxazoline
著者 (11件):
資料名:
巻: 1800  号: 11  ページ: 1203-1209  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖蛋白質の効率的な合成法は,糖蛋白質のグルカンの構造と機能的役割の解明にとり重要である。そこで,複合糖質合成の手段として,Mucor hiemalis(Endo-M)由来のエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼのトランスグリコシル化活性に焦点を当てた。当該酵素は,高マンノース型のオリゴ糖のみならず複合型N-グリカンのオリゴ糖もまとめてN-アセチルグルコサミン残基を持つさまざまな受容体へ移動可能である。しかし,その実用化には二つの大きな障害がある。一つはトランスグリコシル化産物の低収率,もう一つは活性を持つ糖オキサゾリン基質,特にシアロ複合型の基質の取得が困難なことである。方法:卵黄中の天然のシアロ糖ペプチド由来のシアロ複合型糖オキサゾリンの簡単な調整と併用して,供与体基質としての糖オキサゾリンに対し強いトランスグリコシル化活性を持つことが判明しているEndo-Mのグリコシンターゼ様N175Q変異株を用いてトランスグリコシル化を実施した。結果:Endo-M-N175Qは,生物活性ペプチドとウシのリボヌクレアーゼB上にシアロ複合型糖オキサゾリンを効率的にトランスグリコシル化した。極めて高い収率で各シアル化化合物を得た。結論:シアロ複合型糖オキサゾリンの簡単な合成とEndo-M-N175Qが触媒するトランスグリコシル化の併用により,さまざまなシアル化化合物の高収率で簡便な化学酵素合成が可能になった。まとめ:以上の方法は生物学的に重要な糖ペプチドと糖蛋白質の実用的な合成に非常に有用と思われた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
複素環化合物一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  糖質・糖鎖一般 

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