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J-GLOBAL ID：201002231780625923   整理番号：10A0723398

懸濁液から乾燥及び無乾燥状態の固体表面に付着された細菌胞子の除去性

Removability of bacterial spores made adherent to solid surfaces from suspension with and without drying

著者 (4件)： NANASAKI Yusuke (Dep. of Food Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Marine Sci. and Technol., 4-5-7 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-8477, JPN) ,  HAGIWARA Tomoaki (Dep. of Food Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Marine Sci. and Technol., 4-5-7 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-8477, JPN) ,  WATANABE Hisahiko (Dep. of Food Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Marine Sci. and Technol., 4-5-7 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-8477, JPN) ,  SAKIYAMA Takaharu (Dep. of Food Sci. and Technol., Tokyo Univ. of Marine Sci. and Technol., 4-5-7 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-8477, JPN)
資料名： Food Control  (Food Control)
巻： 21  号： 11  ページ： 1472-1477  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W0246A  ISSN： 0956-7135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ステンレス鋼(SS)及びポリプロピレン(PP)の表面に付着したGeobacillus stearothermophilus及び枯草菌の胞子はそれらの除去性の研究のため水洗浄あるいはNaOH溶液洗浄に曝された。胞子は湿潤及び乾燥条件下で懸濁液からの沈着により付着された。湿潤条件は沈着中に表面を湿潤状態に保ち,乾燥条件は最終までそれらを乾燥状態に保った。実験結果は乾燥が両タイプの表面の胞子付着の量及び強さの両方を有意に高めることを明示した。乾燥環境に曝された表面に付着した胞子の除去は剪断力適用の水洗浄においては観察されなかった。0.2%NaOHによっても,温度に関わらず,それらはほとんど除去されなかった。1%NaOHはSS表面上のほとんどの胞子を除去あるいは不活性化したが,それはPP表面上にかなりの生菌胞子を残した。従って,高められたアルカリ耐性が乾燥環境に曝された表面,特にPP製の表面に付着する胞子に存在すると示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *胞子 ,  懸濁液 ,  ステンレス鋼 ,  ポリプロピレン ,  内生胞子形成菌 ,  枯草菌 ,  *食品工場 ,  *洗浄 ,  付着 ,  沈着 ,  食品汚染 ,  *除菌 ,  付着強さ ,  水酸化ナトリウム ,  耐アルカリ性 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  アルカリ処理
準シソーラス用語： Geobacillus stearothermophilus

分類 (2件)： 工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 懸濁液 ,  乾燥状態 ,  固体表面 ,  細菌胞子