文献

J-GLOBAL ID：201002232168243732   整理番号：10A0066546

Ni₃Nbの合金化挙動

Alloying Behavior of Ni₃Nb

著者 (3件)： SUGIMURA H. (Dep. of Materials Sci., Osaka Prefecture Univ.) ,  KANENO Y. (Dep. of Materials Sci., Osaka Prefecture Univ.) ,  TAKASUGI T. (Dep. of Materials Sci., Osaka Prefecture Univ.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 51  号： 1  ページ： 72-77 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 報告された三元状態図から利用できるGCP相の溶解度の突出の方向から,Ni₃Nb(D0_a)における第三元素添加のサイト優先性を決定し,この研究で構築した。Cr,Co,CuはNiサイトの置換,Ti,V,Hf,Ta,WはNbサイトの置換,Feは両方のサイトの置換を優先したことが分った。三元溶質を少量添加によるホスト化合物の総合結合エネルギーにおける変化を基にした熱力学モデルを適用し,第三元素添加のサイト優先性を予測した。Miedemaの式による化合物生成熱から,熱力学計算で用いた各最近接対の結合エネルギーを引出した。熱力学モデルと実験結果はよく一致した。実験結果と理論結果の両方から,転移とB亜群元素の両方は,二つの相互作用エネルギーの相対値次第で,Niサイトの置換の場合とNbサイトの置換の場合の二つの可能性がある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *合金化 ,  クロム ,  コバルト ,  銅 ,  ニッケル ,  チタン ,  バナジウム ,  ハフニウム ,  タンタル ,  タングステン ,  ニオブ ,  鉄 ,  *金属間化合物 ,  *ニッケル合金 ,  ニオブ含有合金 ,  熱力学模型 ,  三元合金 ,  状態図 ,  結晶構造 ,  生成熱 ,  充填 ,  置換
準シソーラス用語： サイト占有 ,  最密充填

分類 (1件)： 金属の結晶構造  (BK06000V)

引用文献 (25件)：

• VAN VUCHT, J. H. N. J. Less-Common MET. 1966, 11, 308-322
• SINHA, A. K. Trans. Metall. Soc. AIME. 1969, 245, 911-917
• QUINN, R. T. Trans. Am. Soc. MET. 1969, 62, 38-44
• NUNOMURA, Y. Intermetallics. 2004, 12, 389-399
• OHIRA, K. Mater. Sci. Eng. A. 2005, 399, 332-343

タイトルに関連する用語 (2件)： 合金化 ,  挙動