抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超磁歪アクチュエータは,超蔽歪材料に外部磁界を印加し,磁気ひずみ現象によりストロークを得るものであり,磁気駆動のため熱損失が生じる。そのため超版歪材料が熱膨張しストロークに悪影響が生じる。本論文では,既存のタンデム形超磁歪アクチュエータ(T-GMA)の熱損失を改善するための設計法について検討した。熱損失には,銅損及び鉄損があるが,それらの見積りを行った結果,銅損:10.3W,鉄損:5.6W(渦電流損:33W,ヒステリシス損:23W)となった。そこで,熱損失の内2/3を占める銅損低減のため,励磁コイルの再設計を行った。そして,再設計により,750回巻コイルの時に30 μm以上のストロークを得られるとともに,銅損は42Wと測定でき,既存のT-GMAより銅損:6.1Wの低減を実現できた。