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J-GLOBAL ID:201002233437847620   整理番号:10A0291750

セシウムヘテロポリ酸塩触媒によるグリセロールのアクロレインへの気相脱水反応

Gas-phase dehydration of glycerol to acrolein catalysed by caesium heteropoly salt
著者 (3件):
資料名:
巻: 378  号:ページ: 11-18  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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強いBroensted酸部位を有するセシウム12-タングストリン酸塩Cs<sub>2.5</sub>H<sub>0.5</sub>PW<sub>12</sub>O<sub>40</sub>(CsPW)は,275°C及び1bar気圧での気相プロセスにおいてグリセロールのアクロレインへの脱水反応に対する活性触媒である。初期グリセロール変換率は98%のアクロレイン選択性で100%に達するが,触媒コーク生成により,アクロレイン選択性を損なわずに稼働時間と共に著しく減少した(6h後40%)。白金族金属(PGM)(0.3~0.5%)を含むドーピングCsPWは混合供給水素と共に,失活に対する触媒安定性を改善し,同時にアクロレインへの高選択性を維持した。PGMの促進効果はRu~Pt<Pdの順で増加することが分かった。0.5%Pd/CsPW触媒は79%のグリセロール変換率において,275°C,5hの稼働時間で23mmolh<sup>-1</sup>g<sub>cat</sub><sup>-1</sup>のアクロレイン生成比速度で,96%のアクロレイン選択性を与えた。これは担持ヘテロポリ酸(5~11mmolh<sup>-1</sup>g<sub>cat</sub><sup>-1</sup>/全触媒質量)で既に報告された比速度を超えた。グリセロールのアクロレインへの脱水反応に必要な酸部位の性質に関する証拠を提示し,この証拠はこの反応に対して強いBroensted部位が重要であることを支持した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
不均一系触媒反応  ,  塩基,金属酸化物  ,  付加反応,脱離反応 

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