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J-GLOBAL ID:201002233980810221   整理番号:10A1090976

高密度複合セラミック電解質SDC-(Li/Na)2CO3の作製

Fabrication of Dense Composite Ceramic Electrolyte SDC-(Li/Na)2CO3
著者 (6件):
資料名:
巻: 447/448  ページ: 666-670  発行年: 2010年 
JST資料番号: D0744C  ISSN: 1013-9826  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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サマリウムドープセリウム(SDC,Ce0.8Sm0.2O1.9)と(67mol%Li/33mol%Na)2CO3炭酸塩でできた複合電解質を作製し,それらの構造,形態と電解質の気孔率につき調査した。サマリウムをドープした酸化セリウム(SDC)粉末を準備し,硝酸セリウム(III)六水和物と硝酸サマリウム(III)六水和物を混合し,脱イオン水に溶かした。固体クエン酸粉末を,1:2の金属イオン対クエン酸比で溶液に添加し,70°Cのホットプレート上で加熱,撹拌した。その後,120°Cのオーブンで一晩中乾燥し,すりつぶし,空気中で,850°Cで焼結した。複合材作製のため,67:33%の分子比で,Li2CO3とNa2CO3を混合して炭酸リチウムと炭酸ナトリウム塩(Li/Na)2CO3を準備し,SDC粉末を,2つの異なる組成:20%と30%の炭酸塩含有量で,二元炭酸塩と混合し,1時間,690°Cで熱処理した。複合電解質材を20mm径のペレットにし,25と50MPaのステンレス鋼型での1軸圧縮を伴う常圧焼結を行った。圧縮前にポリエチレングリコールを複合粉末に添加した。その後,空気中で1時間,600-800°Cの間の温度で焼結した。炭酸塩の導入はSDC相構造を変えず,炭酸塩成分が,非晶質で,SDC粒子間に良く分配されていた。複合材中の多くの炭酸塩含有量で,表面積は減少した。最低の気孔率(2.92%)を,800°Cで焼結し,50MPaで冷間プレスした30%炭酸塩含有試料で達成した。
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分類 (2件):
分類
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燃料電池  ,  セラミック・陶磁器の製造 
物質索引 (1件):
物質索引
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