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J-GLOBAL ID:201002234053385250   整理番号:10A0082479

ミトコンドリア上の向ミトコンドリアケルセチン誘導体の影響

Impact of mitochondriotropic quercetin derivatives on mitochondria
著者 (11件):
資料名:
巻: 1797  号:ページ: 189-196  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリアを標的としたポリフェノールは,ミトコンドリア中の反応性酸素種(ROS)量を調整するため発生している。ポリフェノールは単なる酸化防止剤以上のもので,これら誘導体とオルガネラとの相互作用の特性を解析する必要がある。2種のケルセチン誘導体,3-(4-O-トリフェニルホスホニウムブチル)ケルセチンヨージド(Q3BTPI)およびそのテトラアセチル化物(QTA3BTPI)の,分離したラット肝臓ミトコンドリアの内膜非特異的透過性,膜貫通電位差および呼吸に及ぼす影響を調べた。低濃度での影響は確実に特徴付けるのには小さすぎたが,これらの化合物は5~20μMの範囲で,酸化促進活性による影響であるミトコンドリア透過性遷移(MPT)の誘導剤として作用した。さらに,Q3BTPIは,脱分極を引き起こして酸素消費を刺激する,分離ミトコンドリアのアンカップラーとして挙動した。テトラメチルローダミンメチルエステル(TMRM)を負荷したHepG2あるいはJurkat細胞に作用させると,化合物の取り込みは予想通りTMRM蛍光の消失と関連していたが,MPT誘導の兆候は無かった。MitoSOX負荷細胞をQTA3BTPIで長時間インキュベートしたいくつかの細胞でスーパーオキシド産生が検出できた。これらモデルの全体的な影響は,それらのヒドロキシル基が保護されているかいないかに依存し,また実験系に依存して,向ミトコンドリアポリフェノールはかなり異なる可能性があった。それらの生物活性の確定的評価のためにin vivo解析が必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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細胞構成体の機能  ,  動物に対する影響  ,  肝臓 
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