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J-GLOBAL ID:201002234176162167   整理番号:10A0461021

彗星NH2の高分散スペクトルに基づいた彗星C/2001Q4(NEAT)でのNH3の核スピン温度の再吟味

Revisit to the Nuclear Spin Temperature of NH3 in Comet C/2001 Q4 (NEAT) Based on High-Dispersion Spectra of Cometary NH2
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 263-271  発行年: 2010年04月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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彗星氷の原始特性の1つであり,その形成に関する情報を持つ彗星分子のオルソ-パラ存在比(OPR)を考察した。NH2がNH3の光解離生成物であり,可視光領域に強い電気繊維を持つために,彗星アンモニア(NH3)のOPRの決定には可視光波長領域の高分散スペクトルが最も強力な道具であった。本稿では,彗星におけるNH2の高分散スペクトルからNH2のOPR(NH3のOPRはNH2のOPRから導出される)を導出する改良された処方を提示した。既存の研究より更に精確にOPRを決定するために,1)C2Swanバンド輝線によるNH2輝線の汚染,2)テルル吸収線による影響,3)可視光領域におけるNH2の異なった振電バンドからのOPRの多重測定を考察した。以前の研究でNH2のOPRが決定された彗星C/2001Q4(NEAT)のスペクトルに新しい方法を適用した。得られたNH2のOPRは3.23±0.03であり,これは以前の結果より更に精確である。NH3のOPRは1.12±0.02になると推定され,これは30-1+2Kの核スピン温度(Tspin)に対応する。NH3のTspin値は同じ彗星で発見されたH2OについてのCOの混合比から推測された温度と基本的に矛盾しない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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流星,すい星,いん石 
引用文献 (30件):
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