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J-GLOBAL ID：201002234262501721   整理番号：10A0826319

大気圧r.f.プラズマトーチによるPTFE表面の親水性の向上法

How to increase the hydrophobicity of PTFE surfaces using an r.f. atmospheric-pressure plasma torch

著者 (4件)： CARBONE E.A.D. (Univ. Libre de Bruxelles, Brussels, BEL) ,  BOUCHER N. (Univ. Libre de Bruxelles, Brussels, BEL) ,  SFERRAZZA M. (Univ. Libre de Bruxelles, Brussels, BEL) ,  RENIERS F. (Univ. Libre de Bruxelles, Brussels, BEL)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 42  号： 6/7  ページ： 1014-1018  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気圧高周波(r.f.)トーチを使用して生成したArとAr/O₂プラズマによってポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の表面修飾を行い,表面の形態と化学的変化を原子間力顕微鏡(AFM),XPSと水の接触角測定(WCA)で調べた。純Arプラズマによる処理では表面形態はほとんど変化しなかった。純ArとAr/O₂による処理でも表面の化学組成の変化は同様で,C1sピークの非対称な広がりが観察され,3%未満の少量の酸素のグラフトがAr/O₂の場合に観察された。Arプラズマ中への酸素の添加によって揮発性物質の生成が増加し,C:F比を維持しながら表面が粗面化され微細な繊維状構造が形成され,その結果PTFE表面の疎水性が上昇した。酸素流量とプラズマ出力の増加はPTFE表面の疎水性の向上に対して相乗効果を示した。これらの結果について表面でのエッチングと再析出反応の競合にもとづく機構によって考察した。

シソーラス用語： プラズマトーチ ,  *ポリテトラフルオロエチレン ,  大気プラズマ ,  *親水性 ,  表面改質 ,  *プラズマ曝露 ,  原子間力顕微鏡 ,  X線光電子スペクトル ,  接触角 ,  表面粗さ ,  疎水性 ,  アルゴン ,  酸素
準シソーラス用語： RFプラズマ

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大気圧 ,  プラズマトーチ ,  PTFE ,  親水性