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J-GLOBAL ID:201002234733890693   整理番号:10A0537252

ヒト腸上皮様Caco-2細胞におけるインターロイキン-6およびインターロイキン-8の産生に対する脱脂粉乳および主要な乳漿成分の影響

Effect of nonfat dry milk and major whey components on interleukin-6 and interleukin-8 production in human intestinal epithelial-like Caco-2 cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 2311-2314  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウシの脱脂粉乳(NDM)および主要乳漿成分(ラクトース,α-ラクトアルブミンとβ-ラクトグロブリン)のIL-1βにより活性化あるいは非活性化したヒト腸上皮様Caco-2細胞におけるIL-6およびIL-8の産生に対する影響を検討した。すべての検討した乳漿成分およびNDMはCaco-2細胞によりIL-6の産生を誘導した;有意な増加はβ-ラクトグロブリンで観察された。IL-1β活性化細胞の場合,活性化した後,検討したNDMおよび主要乳漿成分のいずれもIL-6産出の誘導に関与しなかった。α-ラクトアルブミンとβ-ラクトグロブリンによるIL-8の産出誘導はラクトースおよびNDMによる場合より高かった;非活性化および活性化細胞においてα-ラクトアルブミンはβ-ラクトグロブリンおよびIL-1β単独より,IL-8のより強力な誘導物質であることがわかった。IL1-β,NDMおよびすべての主要な乳漿成分で刺激されたCaco-2細胞はIL-8産生の誘導に対し相乗効果を示し,IL-8誘導は,IL-1βによる細胞の活性化によって増幅されたものと考えられた。この相乗効果は,IL-6では認められなかった。乳汁成分の免疫調節属性は腸の他の複雑な現象に影響を受けるものと考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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乳製品  ,  生物学的機能 
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