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J-GLOBAL ID：201002235252917837   整理番号：10A0609314

大規模敷地住宅地における高さルール適用に関するモデル分析-名古屋市白壁・主税・橦木地区を対象として-

MODEL ANALYSES OF THE HEIGHT REGULATIONS IN A LARGE-LOT RESIDENTIAL DISTRICT-A case study of Shirakabe-Chikara-Shumoku historic preservation district, Nagoya city-

著者 (2件)： 丹羽教恭 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  兼田敏之 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 33  ページ： 701-704  発行年： 2010年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 名古屋市白壁・主税・撞木地区における特徴的な敷地割に着目した敷地モデル,建物モデルを用いて,絶対高さ制限並びにH/Dルールが建物単体及び地区全体に及ぼす影響に関する分析を行った。その結果,当該地区では日影規制による制約が大きいため,絶対高さ制限自体が実効容積に及ぼす影響は軽微であることが分かった。絶対高さ制限の適用により,規模が大きい敷地ほど建物形態の自由度が低減するが,900m²以下の敷地においては自由度の低減は1割程度にとどまることが明らかになった。地区モデル分析から,H/Dルールの適用により沿道圧迫度は軽減できるが,実効容積が1割程度減少することが分かった。

シソーラス用語： *住居地区 ,  宅地 ,  大規模 ,  建築規制 ,  事例研究 ,  愛知県 ,  道路 ,  距離 ,  建築基準法
準シソーラス用語： *後退距離 ,  *高さ制限 ,  主税地区 ,  相関分析 ,  撞木地区 ,  白壁地区 ,  名古屋市

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  建築工学一般  (RB01010M)

引用文献 (5件)：

• 1) 吉村輝彦、井上惠介、太田 明、兼田敏之: 名古屋市白壁町並み保存地区におけるまちづくり方策の研究(その1)~(その3), 日本建築学会大会学術講演梗概集F-1,pp.381-386,2006.9
• 2) 遠山元気、井上恵介、吉村輝彦、兼田敏之:多段階アンケート調査による地区目標空間像の形成の試み-名古屋白壁·主税·橦木町並み保存地区を対象として-,日本建築学会技術報告集,第27号,pp.287-290,2008.6
• 3) 井上恵介,丹羽教恭,兼田敏之:名古屋市白壁·主税·橦木町並み保存地区における住民発意型ルールづくりに関する調査研究,日本建築学会技術報告集,Vol.15 No.29,pp.267-270,2009.2
• 4) 大澤昭彦,中井検裕,中西正彦:景観保全のための絶対高さ制限に伴う機会費用に関する研究-鎌倉市中心市街地を事例に-,日本都市計画学会都市計画論文集,No.39-3,pp.229-234,2004.10
• 5) 佐藤滋+新まちづくり研究会:住み続けるための新まちづくり手法,鹿島出版会,1995

タイトルに関連する用語 (9件)： 大規模 ,  敷地 ,  住宅地 ,  高さ ,  ルール ,  モデル ,  分析 ,  名古屋 ,  地区