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J-GLOBAL ID：201002236216828786   整理番号：10A0708350

ダイアグラム展開に基づく連続時間量子モンテカルロ法

著者 (2件)： 楠瀬博明 (愛媛大 理) ,  大槻純也 (東北大 理)
資料名： 物性研究
巻： 94  号： 4  ページ： 404-439  発行年： 2010年07月05日 
JST資料番号： S0248A  ISSN： 0525-2997  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,多体摂動論に基づく連続時間量子モンテカルロ法のアルゴリズムが提出され,強相関電子系の動的平均場近似における有力な不純物(クラスター)ソルバーとして広く用いられるようになってきた。本稿では,不純物Anderson模型を主な題材として,相互作用および混成(運動エネルギー)項に関する展開アルゴリズムを解説する。また,実際にプログラムを作成する際の注意点や計算効率について述べる。電子-格子相互作用系への適用など,最近の発展についても簡単に紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 電子系 ,  電子相関 ,  多体問題 ,  摂動論 ,  ダイアグラム法 ,  *量子モンテカルロ法 ,  平均場近似 ,  応用プログラム ,  *Anderson模型 ,  不純物 ,  配位混合 ,  電子-フォノン相互作用 ,  Coulomb相互作用 ,  分配関数 ,  *局在状態 ,  Hubbard模型 ,  *強相関電子系
準シソーラス用語： *連続時間量子モンテカルロ法 ,  *動的平均場近似 ,  Hubbard-Holstein模型

分類 (2件)： 電子構造一般  (BM02010K) ,  結晶中の局在電子構造  (BM02090U)

引用文献 (46件)：

• J. E. Hirsch and R. M. Fye, Phys. Rev. Lett. 56(1986) 2521.
• R. M. Fye and J. E. Hirsch, Phys. Rev. B 38(1988) 433.
• 羽田野直道, 物性研究56(1991) 459.
• R. Blankenbecler, D. J. Scalapino and R. L. Sugar, Phys. Rev. D 24(1981) 2278.
• D. J. Scalapino and R. L. Sugar, Phys. Rev. B 24(1981) 4295.

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイアグラム ,  展開 ,  連続時間 ,  量子モンテカルロ法