抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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溶接学会における活動の一環として「溶接・接合技術の将来ビジョン」策定を平成20・21年度において実施した。溶接学会誌平成22年1月号においてその活動の全容を紹介したが,本稿はその総括として国の施策との関連およびビジョンの概要を述べた。まず,ベースとして溶接・接合技術の現状認識と社会情勢の変化について述べ,従来,我が国のものづくり技術立国を支えてきた溶接・接合技術が成熟技術として捉えられ,注目度が他の先進技術に抜き去られている危機感を示した。そのために,再度発信できるようなビジョン策定の必要性を示した。国の科学技術基本計画を示すと共に,日本学術会議の要請する重点課題とその意義・成果,および国際競争力に対する具体的提案に応えるべく策定を図った。最後に,上記ビジョンの概要を示した。