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J-GLOBAL ID:201002236804815470   整理番号:10A0566625

水溶性プルランフィルムを用いたブタ体内発育胚のガラス化保存後の生存性

著者 (11件):
資料名:
号:ページ: 1-9  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: Z0480B  ISSN: 1881-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水溶性プルランフィルム上でガラス化保存したブタ胚の生存性を,凍結保護物質の組成の違う二種類のガラス化保存法と比較検討した。生体から回収した胚盤胞を,0.25mlプラスチックストローを用いたストロー(ST)区,最小容量(MVC)区,プルランフィルム(PFV)区の3つの方法でガラス化保存し,液体窒素中で一定期間保存後,段階的に希釈して凍結保護物質を除去した。対照として非ガラス化区を設定した。ガラス化保存後の胚の生存率は,ST区で48.3%(43/89),MVC区で70.7%(58/82),PFV区で79.0%(64/81)であり,ST区は非ガラス化区の94.4%(51/54)と比較して有意に低下した。また,胚の品質を客観的に評価するため呼吸量を測定したところ,加温後の呼吸量は,ST区で0.82(F=×1014mol/s-1)とガラス化保存前(F=1.29)と比較して有意に低下したが,MVC区(ガラス化保存前F=1.15,加温後F=1.22),PFV区(ガラス化保存前F=0.99,加温後F=1.02)では有意な低下は認められなかった。さらに,呼吸量測定後の胚を生存細胞と死滅細胞に染め分けたところ,総細胞数に対する生存細胞の割合は,ST区91.9%,MVC区99.5%,PFV区97.0%であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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豚  ,  繁殖管理 
引用文献 (28件):

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