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J-GLOBAL ID：201002236812926922   整理番号：10A0069553

牛の一生における管理-分娩から哺乳期-分娩から哺乳期における管理

著者 (1件)： 大坂郁夫 (北海道中央農試)
資料名： 酪農ジャーナル  (Dairy Journal)
巻： 63  号： 1  ページ： 16-18  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： L0363A  ISSN： 0916-3360  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 子牛への初乳の給与法と哺乳期の乾草給与の是非について述べた。調査やデータ解析により初乳を給与した時に達成すべき血清中IgG濃度の最低基準は1ml当たり10mgで,それに満たない場合は「受動免疫移行不全(FTP)」と定義された。IgGの吸収率は,初乳給与までの時間,FTP回避に十分なIgGの摂取などの影響を受ける。子牛が自力で摂取可能な初乳量は3lが目安で6時間以内に与える。アメリカで一般的になりつつある完全配合人工乳は飼料成分条件によっては,離乳後の平均増体量が10~14%減少するという報告がある。人工乳を用いた場合の乾草給与の意義を検証した。乾草は第一胃内絨毛に細かな飼料片が付着するのを防止する作用があると考えられた。試験により50g程度が人工乳摂取量を低下させない乾草摂取量であった。

シソーラス用語： *ウシ ,  子供 ,  *給餌 ,  *初乳 ,  哺乳期 ,  乾草 ,  免疫グロブリンG ,  抗体 ,  食餌効果 ,  人工飼料 ,  体重増加 ,  時間依存性 ,  消化管吸収 ,  免疫 ,  酪農
準シソーラス用語： 移行抗体 ,  完全配合人工乳 ,  吸収率 ,  受動免疫

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  特殊飼料  (FD07050O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 牛 ,  分娩 ,  哺乳期