抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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福岡県は九州における米の生産県であり,大消費県でもある。福岡県農業総合試験場においても1988年から水稲育種を開始し,ブランド品種「夢つくし」の良食味品種等を育成するとともに,良食味系統の選抜,移植作業の機械化,高温登熟性に優れる系統の選抜等の試みを実施してきた。福岡県農業総合試験場の水稲育種の主要な成果を報告した。最初に,主な育成品種として,夢つくし,つくし早生,つくしろまん,つやおとめおよび夢一献について解説し,効率的な良食味品種の選抜について記した。次いで,育種圃場における移植作業の機械化について紹介した。最後に,地球温暖化による水稲登熟期間における高温傾向に対応した高温登熟性に優れる品種の選抜について報告した。