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J-GLOBAL ID：201002237522729763   整理番号：10A0595872

テラヘルツ波光源:レーザーとメーザーの境界

Terahertz-wave sources: the frequency gap between lasers and masers.

著者 (1件)： 伊藤弘昌 (理研 基幹研)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 79  号： 6  ページ： 524-529  発行年： 2010年06月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1960年のレーザー誕生は,マイクロ波帯での誘導放出によるメーザーから展開され,それまでのコヒーレント電磁波の最高周波数であったGHz帯から一挙に数百THz帯の光波へとジャンプして実現した。取り残されたその間の周波数帯は,未踏周波数領域として長い間あまり顧みられてこなかった。しかしレーザー実現直後からこの領域への挑戦はいろいろと続けられていた。近年,いろいろな手法によるTHz波源の高度化とその利用の研究が活発化し,大きな進展を遂げている。テラヘルツ波光源開発の歩みと今後について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： 電磁波 ,  光源 ,  *遠赤外線 ,  コヒーレント光 ,  誘導放出 ,  メーザ ,  *レーザ ,  非線形光学材料 ,  *非線形光学 ,  Ramanレーザ ,  量子井戸レーザ ,  光パラメトリック発振器 ,  *タイムドメイン分光法 ,  *テラヘルツ波 ,  量子カスケードレーザ
準シソーラス用語： 差周波数発生 ,  *THz-TDS

分類 (3件)： レーザ一般  (BD04030T) ,  非線形光学  (BD05000T) ,  赤外・遠赤外領域の分光法と分光計  (BD07042H)

引用文献 (39件)：

• NICHOLS, E. F. Phys. Rev. 1923, 21, 587
• YOSHINAGA, H. J. Opt. Soc. Am. 1958, 48, 315
• SHEN, Y. R. Phys. Rev. 1965, 138, A1741
• MORRIS, J. R. Phys. Rev. A. 1977, 15, 1143
• PUTHOFF, H. E. J. Appl. Phys. 1968, 39, 2144

タイトルに関連する用語 (4件)： テラヘルツ波 ,  レーザー ,  メーザー ,  境界