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J-GLOBAL ID：201002237840411160   整理番号：10A0857068

多重空間設計モデルに基づいた影条件と形状特徴間の関係性の解析

ANALYSIS OF THE RELATIONSHIP BETWEEN SHADOW CONDITIONS AND SHAPE FEATURES BASED ON THE MULTISPACE DESIGN MODEL

著者 (3件)： KAWANISHI Shoki (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  UJIIE Yoshiki (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  MATSUOKA Yoshiyuki (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： デザイン学研究  (日本デザイン学会研究論文集)
号： 199  ページ： 27-36  発行年： 2010年05月31日 
JST資料番号： X0568A  ISSN： 0910-8173  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 感性工学において,各種研究が,形状特徴を定量的に示している。定量的表示のための特定の認知条件の下での目的物に主な焦点を当てている。しかしながら,人間の印象は,多様な認知条件によって影響を受ける。形状特徴を算出するためには,目的物と認知条件の間の相互関係が考慮される。最初に,多重空間設計モデルの観点からの従来の感性工学の主張が,概述されている。また,状態要素の研究は,従来の感性工学においては,僅かしか研究されていなかった。第2に,認知条件の影響に関する感性の一般モデルが提示されている。最後に,認知条件としての影とその位置の存在時での複雑性と美しさのための実験が行われた。美しさは,影とその位置の変数である。認知条件の影響を受けない形状特徴において,複雑性は,属性要素として曲率エントロピーによって表現される。また,美しさは,属性要素として,黄金比の程度によって表現される。認知条件の影響を受ける形状特徴において,美しさは,状態要素としての重力と影の中心間の距離によって表示される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *モデル ,  *工学 ,  人間工学 ,  特性 ,  *認知モデル ,  認知科学 ,  影 ,  影効果 ,  性質 ,  思考 ,  *美学 ,  ヒューマンファクタ ,  設計モデル ,  *複雑性
準シソーラス用語： *多重空間設計モデル ,  *感性工学 ,  形状特徴 ,  *美しさ

分類 (3件)： システム設計・解析  (IA02030D) ,  インテリアデザイン,家具  (RB05080N) ,  システムモデル  (IB02000Z)

引用文献 (11件)：

• OOTA, A. Perceived Whiteness under Different Lighting Conditions. Journal of light and visual environment. 2007, 31, 2, 98-109
• LING, J. The effect of text and background colour on visual search of Web pages. Displays. 2002, 23, 5, 223-230
• YOSHIDA, K. System Design : Paradigm Shift from Intelligence to Life. 2008, 60-68
• SUGIYAMA, T. Application of Robust Design Method for Seat under Diverse Conditions. International Conference on Kansei Engineering and Emotion Research, 2007. 2007
• OKAMOTO, I. An Analysis of Colour Matching of the Skin Colour and the Lipstick Colour-In the Case of Japanese. Proceedings of AIC Colour 2005. 2005, 809-812

タイトルに関連する用語 (5件)： 多重 ,  設計モデル ,  影 ,  形状特徴 ,  解析