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J-GLOBAL ID：201002237863537579   整理番号：10A0913692

原寸大固体ロケット排気におけるマイクロ波干渉に関する実験検討

Experimental Investigation on Microwave Interference in Full-Scale Solid Rocket Exhaust

著者 (4件)： KINEFUCHI Kiyoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  FUNAKI Ikkoh (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN) ,  SHIMADA Toru (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN) ,  ABE Takashi (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN)
資料名： Journal of Spacecraft and Rockets  (Journal of Spacecraft and Rockets)
巻： 47  号： 4  ページ： 627-633  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： A0461B  ISSN： 1533-6794  CODEN： JSCRAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロケットの飛行中のある条件では,固体ロケットからのイオン化排気プルームがRF伝送と干渉する。この現象の物理的過程を理解するため,ロケット排気プルームによって生じるマイクロ波減衰および位相遅れの測定を,原寸大固体ロケットの海面高度レベル静的燃焼試験を行った。測定データを排気プルーム流れ場のシミュレーション結果で比較した。その結果,プルームにおける衝撃波構造の変化が,測定位置におけるプラズマ密度に影響し,マイクロ波減衰レベルに影響することが判った。プルームのプラズマ密度が低いとマイクロ波はプルームに貫通することが出来る。プルームのプラズマ性質を,数値計算の減衰レベルが実験結果と良く一致した状態で推定できた。一方,プルームの高プラズマ密度では,マイクロ波は貫通出来ず,マイクロ波がプルームの周りをバイパスし,拡散効果が支配的となる。

シソーラス用語： *固体ロケットエンジン ,  *マイクロ波 ,  *排気プルーム ,  *周波数 ,  *干渉 ,  衝撃波 ,  回折 ,  イオン化 ,  燃焼試験 ,  実物大試験 ,  衝撃波効果 ,  *プラズマ密度 ,  数値計算 ,  *電波伝搬 ,  *電波干渉 ,  *無線周波数 ,  *内燃機関 ,  *熱機関

分類 (1件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 原寸大 ,  固体 ,  ロケット ,  排気 ,  マイクロ波 ,  干渉 ,  実験