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J-GLOBAL ID：201002237892804993   整理番号：10A0580749

鉄鉱物と過酸化水素を用いたアスコルビン酸の酸化によるメタン生成

Methane formation by oxidation of ascorbic acid using iron minerals and hydrogen peroxide

著者 (3件)： ALTHOFF Frederik (Max-Planck-Institute of Chemistry, J.-J.-Becher-Weg 27, 55128 Mainz, DEU) ,  JUGOLD Alke (Max-Planck-Institute of Chemistry, J.-J.-Becher-Weg 27, 55128 Mainz, DEU) ,  KEPPLER Frank (Max-Planck-Institute of Chemistry, J.-J.-Becher-Weg 27, 55128 Mainz, DEU)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 80  号： 3  ページ： 286-292  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化環境でのメタン生成の可能性を,特に生きている植物によってメタン発生が発見されて以来,熱心に議論されてきた。しかし,動物組織を用いた最近の研究は,特定の条件下で好気性メタン生成もまた可能であることが示された。本報で筆者等は,生物利用性物質を用いた非生物モデルシステムでのメタン発生を研究した。筆者等は,アスコルビン酸,フェリハイドライトと過酸化水素を試薬として用いた高酸化媒体でのメタン生成を示した。メタン生成は,試薬比率,反応容積とpHが関係することを示した。2:1の過酸化水素:アスコルビン酸比,フェリハイドライトの触媒量と酸性条件(pH3)が,メタン生成を強化した。更に筆者等は,気相酸素が高レベルで強い影響を有し,メタン生成を阻害することを見出したことを示した。本研究は,好気性環境に適用できるメタン生成の反応機構のための知見を提供する第1段階であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： メタンガス ,  *酸化環境 ,  *過酸化水素 ,  *メタン化 ,  pH依存性 ,  *針鉄鉱 ,  *水溶性ビタミン ,  酸素 ,  好気性 ,  Fenton反応 ,  反応機構 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  アルカン
準シソーラス用語： *フェリハイドライト

分類 (2件)： アルカン  (CF03020I) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (2件)： ビタミンC ,  メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 過酸化水素 ,  アスコルビン酸 ,  酸化 ,  メタン生成